コラムcolumn

2025.07.22
【初心者向け】クラウド会計って何がそんなに便利なの?

「クラウド会計」ってどんなもの?

経理や会計の効率化を考えたときに、必ず耳にするのが「クラウド会計」。
けれど、「実際どう便利なのか?」「うちの会社に向いているのか?」という点は、なかなか分かりづらいものです。

この記事では、初めての方でも理解しやすいように、クラウド会計の基本と導入を検討する際の判断ポイントをわかりやすく解説します。


クラウド会計とは? 〜従来型ソフトとの違い〜

クラウド会計は、インターネット経由で操作・管理できるクラウド型の会計ソフトです。
インストール型の会計ソフトと比較して、次のような違いがあります:

比較項目クラウド会計従来型会計ソフト
アクセス方法ブラウザ・スマホアプリなどインストールしたPCのみ
データ保存クラウド(自動バックアップあり)ローカル保存(手動バックアップ)
操作可能な人数複数人が同時に操作可能基本は1人
導入・更新の手間ほぼ不要(常に最新版)手動インストールや更新が必要

特に中小企業や個人事業主にとって、「場所を選ばず操作できる」「記帳の自動化が進む」などの点が評価されています。


実務でどう便利?クラウド会計の3つの活用シーン

① 日々の記帳業務が自動化される

銀行口座やクレジットカード、レジ・ECサイトなどと自動連携し、明細を取り込んで仕訳の候補を自動で作成
「手入力の手間」が激減し、確認・修正だけで済むケースも増えています。

② 数字がリアルタイムで見える

帳簿がクラウド上で随時更新されるため、月末を待たずに今の利益やキャッシュの状況を確認できます。
「月次試算表を確認できるのが翌月末…」といったタイムラグの悩みも解消できます。

③ チームや外部とスムーズに共有できる

経営者、経理担当、会計事務所など複数人が同時にログイン可能
メール添付やファイル共有の手間がなくなり、「間違いの指摘がすぐに反映される」ようなリアルタイム対応が可能になります。


導入前にチェックしておきたいこと

クラウド会計には多くのメリットがありますが、導入すればすぐにすべてが解決するわけではありません。
導入時に確認しておくべきポイントを整理しました。

チェックポイント内容の例・補足
自社に合った会計ソフトか?freee、マネーフォワード、弥生NEXTなど特徴が異なります。最適なソフト選びが大切です。
既存の業務とどう連携できるか?請求書発行、給与計算、POSレジなど他システムとの連携可否を確認しましょう。
操作に不安はないか?初期設定・記帳ルールの教育が必要なケースもあります。
必要な機能は備わっているか?現金主義や部門別管理、建設業・福祉業など業種対応性

私たちの考える「正しいクラウド会計導入」

当事務所では、「すぐに変えましょう!」とお勧めすることはありません。
中小企業では、これまでのやり方に理由がある場合も多く、クラウド会計が全ての会社にとって100点の選択肢とは限らないからです。

だからこそ、

  • 業種・規模・体制・スキルを丁寧にヒアリングし、
  • 無理なく始められるステップや導入範囲を一緒に検討し、
  • 現場の負担を最小限に抑えながら、少しずつ移行できる方法

をご提案しています。
「一社一社に合った使い方がある」――それが私たちのスタンスです。


まとめ:小さな改善が、将来の経営力につながる

クラウド会計は、「便利な道具」であると同時に、「経営の見える化」を進めるためのきっかけでもあります。

最初は小さな一歩で構いません。
「何ができるかを知ること」から始めてみてはいかがでしょうか。


🔸導入を検討している方のための、よくあるご質問(Q&A)

Q:どのクラウド会計ソフトを選べばいいですか?
→ それぞれ特徴がありますので、自社の業種や業務フローに合うかどうかが大切です。
比較に迷ったら、導入サポートをしている事務所に相談してみるのもおすすめです。

Q:費用は高くなりますか?
→ 月額制ですが、記帳作業の時間短縮や業務効率化によるコスト削減効果もあります。
全体で見ると「負担」ではなく「投資」と感じる方も多いです。

Q:今の税理士さんに相談すべき?
→ まずは相談してみるのが良いと思います。
もしクラウドに詳しくないようであれば、導入支援に慣れている事務所に話を聞いてみるのも一つの方法です。当事務所でも初回相談を無料でお受けしています。

Q:途中からでも導入できますか?
→ はい、期の途中や一部の業務だけからでも導入可能です。
既存のやり方を無理に変えず、できるところから少しずつ移行することもできます。

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